音楽との出会いと別れ
中学生の頃は、フォークブーム真っ盛りの頃で、井上陽水や吉田拓郎の影響でギターを始めました。
歌謡曲でいうと、山口百恵、森昌子、桜田淳子の中三トリオが人気でした。ちなみに私も彼女たちと同級生で、レコードも買いました。
高校生になって、洋楽を聴くようになりました。
当時はブリティッシュロックが全盛で、ディープ・パープル、バッド・カンパニー、ジェフベックグループなどをよく聴いていました。
大阪の大学に入り、クラブ活動として軽音楽部に入部したのですが、そのころはまだブルースの3コードも知らず、ギターでセッションなどできない腕前でした。
さすがに、都会には同い年でも上手いやつがいるなと感心したのを覚えています。
3年生のときに朝日放送の「ヤング・プラザ」にアマチュアバンドで出演しました。
自分のオリジナルをシングルレコードにしてもらいました。
いい記念になっています。
その後、就職、結婚、子育てと人生で忙しい時期に入りました。
仕事はやりがいはあったのですが、その分エネルギーがとられましたし、休日は子供との時間が楽しくギターも弾かないので手放しました。
音楽との再会
54才になった2013年に、「ああこのまま仕事と家庭だけの人生で終わっていいのかな?」という疑問がわき、若い頃買えなかったFender Stratocaster(フェンダーのストラトキャスター)を買おうと決めました。
若い頃フェンダーのストラトキャスターといえば、アメリカのフェンダー社製と日本のグレコ社製やフェルナンデス社製と別れていましたが、楽器店へ行ってみるとすべてフェンダーとブランド名がついていました。
なんとしても本家のフェンダーを買うぞと思っていたところへ、ちょうど東京出張があり神田の楽器店で念願のストラトを手に入れました。
それから、弾き語りに必要なこともあり、エレアコ(Yamaha CPC1200)、エレキ(Taylor T5z)が加わりました。
その年、2013年に広島市で行われた音楽イベント「ミュージックジャンボリー」に弾き語りで参加させていただき、それから音楽の河に流されてきました。
あとがき
セカンドライフに入る約10年前から音楽を再会しましたが、ほんとうによかったと思います。
できればもっとはやくに再会していればとも思います。
何かに夢中になれることは、セカンドライフには必要だなとつくずく思います。